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ゴルフ会員権基礎知識

会員権

会員権を持つこととは、会員としての権利を有するということです。会員権を売買することとは、この権利を売買することです。会員券とは区別しなくてはいけません。
通常、会員権という場合、会員としての権利と会員証書を包括して指しています。
預託金制会員権の場合、会員になると二つの権利 ①ゴルフ場施設の優先的利用権 ②預託金返還請求権 を有し 一つの義務 ①会費の納入義務 を負います。この会費の納入義務を怠ると除名処分を受けることもあります。


会員券

会員券は会員証書そのものを指し、預託金制の会員券は領収書と同様の証拠証券であるという位置づけです。よって有価証券ではありません。株式制の会員券の場合は株券そのものですから有価証券です。ですから、経営会社に出資する株主となります。


メンバーシップ

メンバーシップコースとは会員を募集し、集まった会員でクラブが組織され運営する制度のゴルフ場を指します。会員代表で組織されたクラブ理事会で会員の入会可否や運営規則等も決議されます。
運営会社とは母体会社、或いは経営母体とも言いますが、コースを経営する会社のことです。預託金制のゴルフ場では圧倒的に母体会社の社長がクラブの理事長を兼ねるところが多いようです。一般的に会員権売買においてコースという場合、運営会社を指すのか、クラブを指すのか或いはまた、その両方を指すのかは曖昧に使用されています。


パブリック

パブリックコースは会員が存在せず、一般に開放されたゴルフ場を指します。

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