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売買のヒント

これでよいのか名変料?投稿日:2011年09月08日
 名義変更料(書換料)が下がらない。反対に年会費は上がっていく現実。コース経営が厳しくなれば名義変更料は現状に留め、年会費を上げて収益を確保しようとする。ゴルフ会員権相場より名義変更料のほうが高いというのはいかにも無理がある。

 会員が存在する限り年会費は徴収できる。パブリックにはない安定収入である。メンバー2千人、年会費年間6万円とすれば1億2千万円の収益となる。その数5千人なら3億円となる。販管費を切りつめればこれだけで経費を賄える金額なのかもしれない。

 加えて書換料収入がある。2千人いれば年間書換えは80人程度になる。正会員1名の名義変更料が50万円として4千万円となる。名義変更料が半額としても2千万円である。クラブとしてもなかなか下げる決断ができない。

 ゴルフ会員権価格が名義変更料の5分の一という現実を、ゴルフ会員権相場はどうでも良い、メンバーが存在し年会費が徴収でき、書換料収入を得る名目が有ればそれでよい、との考えがなければ放置できることではない。そういうコースが現実にある。

 このようなコースは破綻コースを引き受け預託金債務が切り捨てられ、ほとんどその債務のないコースか、あるいは全くないコースである。その償還の心配がないから会員権相場は気にしなくてよい。そういうことになる。それでも相場が高額であるほうが名義変更料もその割合において高く設定できるではないか。

 ゴルフ会員権は年会費と名義変更料徴収の名目に成り下がった。つまりこれが現実である。もはや例えインフレに転じたとしても相場の上昇などあり得ない。

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