メンバーシップの意味を質す投稿日:2009年08月04日
資金面から言うと、メンバーシップコースとはメンバーを募りゴルフ会員権を発行し、資金を調達して建設するコースのことで、パブリックとは自前の資金で建設するコースのことである。
厳密に言うと、預託金コースにおいてはゴルフ場経営会社に対する債権者であり、経営に参画する資本を拠出しているわけではないのでメンバーのコースというのは語弊が生ずるかもしれないが、メンバーから資金を調達し建設する以上、メンバーのコースと言えなくもなく無論、ビジターとはプレーフィーやその他で当然差別化を図らなければならない。
近年しかし、その差があまり感じられなくなってきている。これまでの不況で法人の接待ゴルフが激減し、個人にしてもプレーの回数が減るなどゴルフ場の売上げが最近の破綻コースではバブル期の半減もしくはそれ以下にまで落ち込んでいる現状からすれば、ビジターを呼び込む策を講じたい意図は理解するとしても、なおグリーンフィーの差が小さくなりすぎてきているように感じる。
プレーにしても、バブル期まではビジターがコースに直接エントリーしてもまず受け付けてもらえなかった。しかし、現在は一部のコースを除いてエントリー会社を通すか又は、直接でもエントリーできるようだ。
クラブコンペについてはさすがにメンバーでないと参加できないが、一般の人も参加できるオープンコンペなども全国の数多くのコースで催されている。
グリーンフィーに差がなくなり、エントリーもでき、コンペにも参加できるとなるともはやメンバーコースとは言えず、ほとんどパブリックコースと化している。これではゴルフ会員権など購入しなくても何の痛痒もなくプレーできメンバーは詐欺に遭っているようなものだ。
このようなコースではゴルフ会員権の相場など上がるはずもなく、やはり市場は正直にその価格を付けている。ゴルフ会員権価格の観点からはこのような策は悪循環になり、ゴルフ会員権価格を下げる作用に働きこそすれ、好転させることにはならないはずだ。
厳密に言うと、預託金コースにおいてはゴルフ場経営会社に対する債権者であり、経営に参画する資本を拠出しているわけではないのでメンバーのコースというのは語弊が生ずるかもしれないが、メンバーから資金を調達し建設する以上、メンバーのコースと言えなくもなく無論、ビジターとはプレーフィーやその他で当然差別化を図らなければならない。
近年しかし、その差があまり感じられなくなってきている。これまでの不況で法人の接待ゴルフが激減し、個人にしてもプレーの回数が減るなどゴルフ場の売上げが最近の破綻コースではバブル期の半減もしくはそれ以下にまで落ち込んでいる現状からすれば、ビジターを呼び込む策を講じたい意図は理解するとしても、なおグリーンフィーの差が小さくなりすぎてきているように感じる。
プレーにしても、バブル期まではビジターがコースに直接エントリーしてもまず受け付けてもらえなかった。しかし、現在は一部のコースを除いてエントリー会社を通すか又は、直接でもエントリーできるようだ。
クラブコンペについてはさすがにメンバーでないと参加できないが、一般の人も参加できるオープンコンペなども全国の数多くのコースで催されている。
グリーンフィーに差がなくなり、エントリーもでき、コンペにも参加できるとなるともはやメンバーコースとは言えず、ほとんどパブリックコースと化している。これではゴルフ会員権など購入しなくても何の痛痒もなくプレーできメンバーは詐欺に遭っているようなものだ。
このようなコースではゴルフ会員権の相場など上がるはずもなく、やはり市場は正直にその価格を付けている。ゴルフ会員権価格の観点からはこのような策は悪循環になり、ゴルフ会員権価格を下げる作用に働きこそすれ、好転させることにはならないはずだ。